さくらのレンタルサーバにNextcloudを導入してみた
普段ほとんど使っていなかったレンタルサーバの300GB容量を、有効活用する方法を探していたところ、Nextcloudを導入してクラウドストレージ化してみました。これでファイルの保存・共有が手軽になり、今後便利に使えそうです。
Nextcouldとは?
Nextcloudは、オープンソースのファイル共有・コラボレーションプラットフォームで、自分専用のクラウド環境を構築できるソフトウェアです。Google DriveやDropboxのようにファイル保存・同期・共有が可能で、カレンダー、タスク管理、チャットなど拡張機能も豊富です。プライバシーを重視し、自分のサーバーで安全に運用できる点が特徴です。
さくらのレンタルサーバ スタンダードとは?
さくらのレンタルサーバ スタンダードは、個人から小規模ビジネスまで幅広く利用できる定番の共有型レンタルサーバです。月額524円(税込)で100GBの大容量ストレージを備え、WordPressの簡単インストール、メールアドレス作成、独自ドメイン利用に対応。安定した国内データセンターで運用され、初心者でも使いやすいのが特徴です。
自分の環境
- サーバー: さくらのレンタルサーバ スタンダード
- DB: MySQL
- Webインストーラ: `setup-nextcloud.php`
- クライアント: `Nextcloud-3.5.4-x64.msi`(Windows用)
インストール手順
1. サーバー側の準備
- Nextcloud公式サイトhttps://nextcloud.com/にアクセス
- 「Get Nextcloud」→「Desktop & Mobile Apps」→「DOWNLOAD SERVER」→「COMMUNITY PROJECTS」→「Web installer」から
`setup-nextcloud.php` をダウンロード
- さくらサーバーにアップロードしてセットアップを実行
2. クライアント側の準備(Windows)
- 「Get Nextcloud」→「Desktop & Mobile Apps」→「Download for Desktop」→「Windows 10 64bit」から
`Nextcloud-3.5.4-x64.msi` をダウンロード・インストール
- サーバーURLを指定して同期を開始
参考にしたサイト
Qiita記事: さくらレンタルサーバにNextcloudをインストールする方法https://qiita.com/gomasa_0510/items/3937af5c2efca1763a50
今回試してみて感じたのは、「余らせていたレンタルサーバの容量をクラウドストレージにできるのはかなり便利」という点です。Google DriveやDropboxと比べても、**自分のサーバーで管理できる安心感**があります。
参考までに
レンタルサーバーをオンラインストレージ化する機能を徹底比較
https://biz-server.net/function01/
NextCloudを自分専用クラウドストレージとして活用する
https://raspida.com/nextcloud-on-lolipop
レンタルサーバーをファイル置き場として使う方法|WebDAVが鍵
https://server-hikaku-guide.com/rental-server-storage/
Nextcloud でクラウドストレージをつくってみた ~ サーバー構築編 ~
https://www.kagoya.jp/howto/cloud/vps/nextcloud/
さくらのVPSでオンラインストレージを作ってみた